
2026.08.24

2026年8月23日におこなわれたトレーニングマッチの結果をお知らせします。
【試合レポート】後期開幕まで3週間。「勝てる要素」が見えないシティFC
トレーニングマッチ/35分×3本
対戦相手:フルットフルット
後期リーグ開幕まで、あと3週間。
本来ならばチームとしての完成度を高め、戦い方を固めていかなければならない時期。
しかし、この日のシティFCから見えてきたのは期待ではない。
危機感すら通り越した、絶望的な現在地だった。
開始から、まったくいいところがない。
攻撃に意図が見えない。
守備にも迫力がない。
球際、切り替え、運動量、声、そして勝負への執着。
何を取っても物足りず、時間だけが過ぎていく。
見ている側のフラストレーションだけが積み重なっていく、今季でもワーストクラスと言っていい内容だった。
さらにGKが負傷し、途中交代。
それでもチームに火がつくことはなく、終了間際には失点。
「悪かった」で済ませられる35分ではない。
何を目指し、何のためにこの試合を戦っているのか。それすら伝わってこない。
全くいいところなし。
その一言に尽きた。
当然、2本目には反撃を期待した。
ところが給水タイムまでは、1本目から何も変わらない。
流れを変える選手もいなければ、空気を変えようとする姿勢も見えてこない。
酷い内容がそのまま続いた。
ようやく変化が出たのは給水タイム後。
少しずつ前への圧力が生まれ、ようやくシティFCらしい時間帯を作り始める。攻撃にも勢いが出て、ここまでの悪い流れをどうにか巻き返した。
だが、この日の最大の問題はそこからだった。
巻き返したことに選手たちが安堵しているように見えたことだ。
それまでどんな試合をしていたのか。
自分たちが何を目指しているのか。
後期リーグをどんな覚悟で戦おうとしているのか。
そうした現実を忘れ、少し流れを取り戻したことで「やれた」という空気になる。
巻き返したことよりも、その姿に幻滅した。
今必要なのは安堵ではない。
危機感。
3本目はシティFCがプレーできる時間も増えた。
しかし、これをそのままポジティブな材料として評価することは難しい。
相手には明らかに疲労が見えていた。
相手の運動量が落ち、スペースが生まれた状況でプレーできたことを、「チームが良くなった」と評価してしまえば現在地を見誤る。
むしろ見るべきなのは、条件が同じだった1本目、そして2本目序盤で何もできなかったという事実だ。
最大の問題は、この試合単体の出来ではない。
後期リーグ開幕まで、もう3週間しかないことだ。
同カテゴリーの相手に対して、これだけ何もできない時間が続いた。
技術や戦術以前に、勝負への姿勢でも相手を上回れない。
悪い流れを自分たちで変えられない。
そして少し巻き返せば、そこで安堵してしまう。
現状のまま後期リーグに入れば、何を根拠に「勝てる」と言えるのか。
少なくとも、この日の105分間からその答えを見つけることはできなかった。
勝てる要素が、まるで見えない。
このままなら後期全敗――。
そんな最悪の未来すら現実味を帯びる内容だった。
残された時間は3週間。
必要なのは「次は頑張ろう」という言葉ではない。
チームそのものを変えることだ。
戦術なのか。
メンバーなのか。
競争なのか。
それとも、ピッチに立つ選手たちの覚悟なのか。
何かを変えなければ、結果も変わらない。
後期開幕を前にしたシティFC。
今問われているのは修正力ではない。
このチームに、本当に勝つ覚悟があるのか。
そこから問い直さなければならない。
