
2026.10.14

2026年10月11日におこなわれた東京都社会人2部リーグの結果をお知らせします。
■概要
対戦:B.Y.F.C
形式:40分前後半
■前半 1ー1
得点 伊藤
■後半 2ー1
得点 岡元 伊藤
勝点3に手が届きかけながら、最後は引き分けに終わった前節。
数多くのチャンスを作りながら決め切れず、後半は相手の反撃を受け、勝てる試合を自分たちでこぼした。
何より残念だったのは、結果以上に戦う姿勢だった。
あの日、最後に残した言葉は「必死に戦え」。
そして迎えた第10節。
今節の合言葉は、ただ一つ。
「必死に勝利を掴め。」
もう内容が良かった、惜しかった、次につながるなどという言葉はいらない。
必要なのは勝点3。
それだけを求めて臨んだ一戦だった。
相手は若く、走れるチーム。
運動量と勢いを持つ相手に対し、シティFCは先制点を奪う。
幸先の良いスタート。
しかし、そのリードを守り切ることはできなかった。
セットプレーから失点し、同点に追いつかれる。
1-1。
またしても簡単には試合を進められない展開となった。
ただ、これまでの試合とは明らかに違うものがあった。
闘志!!
相手にシュートを打たせない。
球際で戦う。
簡単には前を向かせない。
守備には確かな意識と粘りが感じられた。
一方で、攻撃は決して褒められたものではない。
相手にシュートを打たせないが、自分たちもシュートを打てない。
ボールを前へ運んでも、最後の局面で攻撃が停滞する。
決して見応えのある展開ではなかった。
それでも、これまで何度も感じてきた「戦っていない」という不満は、この日のピッチからは感じられなかった。
上手くいかなくても戦う。
その当たり前の姿が、ようやく見え始めていた。
均衡した試合を動かしたのは、シティFCの背番号14だった。
スーパーシュート。
それまでなかなかシュートまで持ち込めなかった攻撃陣。
その停滞を一撃で打ち破る見事なゴールだった。
2-1。
勝ち越しに成功したシティFC。
ここからチームの勢いが増していく。
前へ出る。
攻め続ける。
そして相手ゴールへ迫り、PKを獲得。
これを決めて、さらに追加点。
3-1。
ようやく勝利を引き寄せる展開になった。
これまでのシティFCなら、リードした途端に受け身になり、試合を難しくしてしまうこともあった。
しかし、この日は違った。
勝ち越してからも、追加点を奪おうとする姿勢が見えた。
そこに、この試合の価値があった。
3-1とリードしたシティFCは、交代枠5枚をすべて使い切った。
先発した選手だけではない。
途中からピッチに入る選手も含め、チーム全体で勝利をつかみにいく。
まさに総力戦だった。
しかし、最後まで簡単には終わらない。
オウンゴールによって1点を失い、スコアは3-2。
再び1点差となった。
それでも、相手にシュートらしいシュートをほとんど打たせることなく、勝利を守り切った。
もちろん、細かな課題は残っている。
攻撃の組み立て。
ゴール前での精度。
試合をコントロールする力。
まだまだ改善しなければならない部分は多い。
それでも、相手に自由を与えず、リードを広げ、交代選手も含めて戦い抜いた。
完璧ではない。しかし、悪くない。
そう評価できる試合だった。
ここまで、シティFCには厳しい言葉を投げかけてきた。
トレーニングマッチでは勝っていても、内容に納得できなかった。
攻撃は単調。
強度は上がらない。
闘志も感じられない。
そして前節、駒沢では勝たなければならない試合を勝ち切れなかった。
だからこそ、今回の勝利には意味がある。
決して圧倒的な内容ではなかった。
相手を攻め続けたわけでもない。
それでも、戦う姿勢が見えた。
守備で身体を張り、勝負どころでは個の力で試合を動かし、リードを奪ってからも追加点を狙った。
そして何より、勝点3を手にした。
勝つために戦い、勝った。
当たり前のことかもしれない。
しかし、今のシティFCにとっては、その当たり前が何より大切だった。
第8節を勝利したとき、こう書いた。
「勝てば、景色は変わる。」
しかし第9節、その景色は再び曇った。
そして迎えた第10節。
ようやく、もう一度前を向ける結果を手にした。
ただし、この1勝でチームが完成したわけではない。
まだ強いチームとは言えない。
まだ安心できるチームでもない。
それでも、この日のシティFCには、これまで足りなかったものが確かにあった。
勝利への執念。戦う覚悟。
この姿勢を次節も、その次も、当たり前のように見せられるか。
本当の評価はそこからだ。
勝ったから褒めるのではない。
戦ったからこそ、この勝利を評価したい。
10月11日、第10節。
シティFCにとって、悪くない一日だった。
そして、久しぶりに次の試合を楽しみにできる一日でもあった。
終盤の守備の緊張感を強める同じ主張の繰り返しを整理する読者に次節への期待を残す





